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Why We Want You to be Rich 書評?

Why We Want You to be Rich: Two Men - One Message
大学の教科書とかじゃなくて、洋書のハードカバーなんて初めてかも.. CNNのラリー キング ライブのゲストでドナルドトランプが出てて、この本のことを宣伝してたんで買っちゃいました。ついでにロバートキヨサキも追加ゲストで出てきてました。両人どちらの著書も読んだこと無かったけど2人分1冊でお買い得?

各テーマに関してまずキヨサキが書いて次にトランプがキヨサキの書いた物を踏まえて書き進むっていうスタイル。
トランプは父親がすでに金持ちで、一流のビジネススクール卒業してっていう経歴。キヨサキは父親、公務員で学校でのできはいまいちみたいな。どちらかというとキヨサキの方が話は分かりやすい。このミックスがある意味トランプの話も身近にしてるかも。

2人共、不動産を投資対象としてビッグビジネスで成功してる。不動産は主体的に操作できるが、株や投資信託は操作できない。操作できる物は危険度が低いが、操作できない物は危険度が高い。

投資信託の利益の8割を信託会社が持ってくが、利益の2割しかもらえない投資家が100%の危険と資本を負う。ありえね〜みたいな。

危険=操作できない
安全≠自由
最高の安全は最高の警備体制の監獄にある

経済知能指数を上げて、自分で資産操作をしよう。
他人任せでは、その任せた相手が有能だとは限らない。
被雇用者には自由はない。

すべての人が自分で事業を立ち上げるのに向いてるとは思わないけどね。とか。やっぱりすべての人にそうなれって言うわけじゃなく、被雇用者や小さな事業をしててもお金はあんま増えないよ。金持ちになりたきゃ大きな事業をしなよって。

まあ、ある意味世間で常識とされてることの疑問なところを次々と説いていくわけです。多分しっくりこない人もいるんだろうけど、自分はそこそこ馴染める。ビッグビジネスって言われても自分は微妙だけど..

啓蒙書として十分楽しめました。ハウツーもんではないことは明らかで、ハウツーにしちゃうとダメでしょうね。

キヨサキの最新コラムは
http://finance.yahoo.com/columnist/archives/headline/richricher/2006/1
で読んでね。ってことで。

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